夢のバイオエネルギーユーグレナ

多くの新聞社やTV、メディアが取り上げているユーグレナのバイオ燃料。石油や石炭の地球に眠る燃料枯渇が心配される今、「環境にもやさしい」「安定した生産力」…そんな夢のような燃料が本当にあるのでしょうか?

 

その答えを小さな小さな生命体、ユーグレナが鍵を握っています。

ユーグレナで飛行機が飛ぶ?

飛行機の燃料に使用されているジェット燃料には、軽油のように軽い燃料が必要で、そのもっとも軽質な灯油が利用されています。

 

ユーグレナは体内に油脂を多く含みます。

ユーグレナは水中の有機物を取り込み油脂に変換するというすごい特徴を持っています。

 

このユーグレナから抽出、精製されるオイルが軽質であるため、他の植物からの油脂(トウモロコシやヤシ、サトウキビなど)と比べてもジェット燃料に適しているのです。

 

ユーグレナのバイオ燃料が広まれば、飛行機になる際の燃油サーチャージが無くなるかもしれませんね!

 

これは夢物語でもなんでもなく、実際に実現に向け開発が進んでいます。

2018年を目途にユーグレナの培養~バイオ燃料への精製をするシステムの開発が進んでいるそうです。(2013年5月30日 日本経済新聞HPより)

 

2020年開催の東京オリンピックには、もしかしたらユーグレナ燃料が実用化されていて、世界の注目をさらに浴びるかもしれません。

ユーグレナ燃料のエコなポイント!

例えば、石油燃料は地中から掘り出されて燃料として使われます。

元々地中にあった二酸化炭素が空気中に行くわけなので、大気中の二酸化炭素は増加します。

 

ところが、二酸化炭素を吸収して光合成で育ったユーグレナから製造した燃料は、燃やして二酸化炭素を排出しても、結果的に空気中の二酸化炭素はプラスマイナスゼロということになります。

つまり循環型の燃料です。

 

石油由来ではなく、ユーグレナ由来のバイオジェット燃料を利用することで、温暖化の一因といわれる二酸化炭素を、空気中に増加させることなく飛行機を飛ばすことができるようになります。

ユーグレナバイオ燃料への期待

バイオ燃料としてトウモロコシを用いたバイオエタノールが注目されましたが、2008年頃より状況が変わってきました。

その頃のアメリカでは原料の価格高騰が起き、トウモロコシの価格は最大3倍にまで値上がりしました。

これにより食糧価格も上がり、一部地域では暴動が起きたという事実もあります。

 

トウモロコシは家畜の飼料なので、人間の食糧問題とは無関係のように見えますが、食肉の価格も上がってしまいます。

バイオエタノールは連鎖的に課題が浮き彫りとなってしまいました。

食糧価格にも影響がないユーグレナ

ユーグレナの培養には専用設備を利用するため、培養場所に広大な農地は必要ありません。

サトウキビやトウモロコシを活用したバイオ燃料と違い、食糧生産の土地を奪う心配がない上に、食糧価格に影響することもありません。

 

また、ユーグレナ社東京大学内ラボでの実験では、油ヤシの実に比べ15倍以上の生産が可能ということがわかっています。

 

また、原料から油やアルコールを抽出した後の残りカス処理の心配もないのが、ユーグレナ燃料の特徴です。

従来であれば、廃棄物処理にエネルギーがかかるし、環境汚染の原因にもなりますが、ユーグレナから油分を採った残りカスにも、たんぱく質やミネラルがしっかり含まれているので、栄養食品や天然ポリマーの原料として利用できます。

 

残りカスも有効活用ができる、エコの中のエコ燃料!ユーグレナは本当にすごい存在です。

 

 

どんなサプリがあるの?今注目のユーグレナサプリ10選

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Google+

こちらの記事もおすすめ