ユーグレナ(ミドリムシ)が食糧問題の救世主!?

2005年に東京大学の研究者によって、大量培養に成功したユーグレナ(ミドリムシ)。

 

ですがユーグレナ(ミドリムシ)が大量に培養できるようになったことが、どうしてそんなにも注目されたのでしょうか?

「食糧不足」「地球温暖化」そして「エネルギー問題」にも!

現代を生きる人類の問題として、大きく3つが挙げられます。

 

①飢餓:健康で活動的な暮らしを営むための栄養不足の問題

②温暖化:CO2排出による地球温暖化の問題

③燃料不足:いつか限りのある石油資源枯渇後の問題

 

ユーグレナ(ミドリムシ)には、なんとこの3つの問題を解決できる可能性があるかもしれないのです。

ユーグレナ(ミドリムシ)は理想的な栄養素

ユーグレナ(ミドリムシ)は世界の途上国の飢餓問題、特に栄養失調を解決する処方せんになるかも知れない、と期待されています。

 

世界で言われる食糧危機は、「食べるものがない」ではなく「栄養が足りていない」という事実をご存知ですか?

 

食糧危機と言われている国では、実は食べ物は豊富にあります。

ですがそれはお腹を満たすだけの食糧です。

 

例えば魚や、新鮮な野菜などに含まれるビタミン、不飽和脂肪酸(DHA・EPA)などを摂取するための食糧が不足しているのです。

 

内陸や砂漠が拡がる国などは、確かに魚や葉野菜は手に入りにくい食材です。

それを解決するものこそ、ユーグレナ(ミドリムシ)だと言われています。

ユーグレナ(ミドリムシ)に含まれる栄養素

ビタミンB群、ビタミンEをはじめユーグレナ(ミドリムシ)は59種類もの栄養素を含んでいるので、バランスは完璧といえます。

特に、普段摂りにくい亜鉛は100gあたり75㎎と、クロレラの実に約77倍も含まれています。

 

動物と植物の2つの栄養素を持ち合わせているため、必須アミノ酸やDHA・EPA・リノレン酸などの不飽和脂肪酸群もユーグレナ(ミドリムシ)1つで十分に摂取することができます。

 

たしかに栄養素が豊富な食べ物はたくさんあります。

同じ藻の仲間のクロレラも栄養豊富です。しかしユーグレナ(ミドリムシ)の凄さは、実は栄養バランスだけではないのです。

 

どこででも効率的に生産できたり、過酷な環境下でも増えるからこそ発展途上国の飢餓問題を解決する糸口として注目されているのです。

 

一方、メタボリックシンドロームやダイエットにも効果的という面があり、先進国においてもユーグレナ(ミドリムシ)は活躍の場があるのです。

捨てるところがない究極のエコ食品!

ユーグレナ(ミドリムシ)の凄さは、サプリメントやバイオ燃料を作った後の残りカスですら有効活用できるという、全く無駄がないところ。

 

例えば、バイオ燃料の原料としてユーグレナ(ミドリムシ)を大量につくると油脂分を抽出した後に残りカスが出ます。

これを大量廃棄しては経費も莫大になり、地球環境にも良くありません。

商品も割高になってしまいます。

 

しかしユーグレナ(ミドリムシ)は、この残りカスでさえ有効活用できるのです。

 

このカスには良質のたんぱく質やビタミン、DHAなどの栄養素が残存しています。

これを養殖魚への飼料として与えるなどして活用するのです。

 

また、家畜の飼料として残りカスをニワトリに与えたところ、その肉に栄養素のタウリンが増加。

タウリン高含有の鶏肉は、ベビーフードや生活習慣病予防のための食べ物としても期待されているのです。

 

まさに無駄のないエコロジーな循環型リサイクルですね。

 

このようにユーグレナ(ミドリムシ)は二次利用、三次利用も考えられる理想的な食品。捨てるところがない究極のエコ食品なのです。

 

日本の企業が世界で初めて大量培養に成功したユーグレナ(ミドリムシ)が、これからの地球の未来の大問題を解決するかもしれないのです。

 

 

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